古-3/[1章2節] (1) 唯物主義 (2)二元論思想 (3)罪と罰の意識は、『旧約聖書』の思想か

 以下は、ウェブサイト【『古事記』は地球問題の解答書】(うらしま たろう著)からの転載です。


   引用元【『古事記』は地球問題の解答書】
       http://furukotobumi.net/01chapter/01c-02.html


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『古事記』は地球問題の解答書

---- 時空の迷いを断つ『古事記(ふることぶみ)』----

第1章/『古事記』と「神道」の世界的歴史的意義について
[2節] (1) 唯物主義 (2)二元論思想 (3)罪と罰の意識は、『旧約聖書』の思想から生じた


1)世界から注目される「日本の秘密」

 近年、世界中の人々が「日本」に対して大きな興味を抱いています。「クールジャパン」「奇蹟の復興」「誠実な国民性」「規律正しい社会」「他宗教を排斥しない神道」「神武建国2678年に及ぶ万世一系〝天皇〟の尊厳」等々。世界の他の国々には存在しない、「日本」の素晴らしい文化、伝統、国民性に対して、畏敬の念を抱いている事は事実であります。しかし、その「日本の素晴らしさ」の原点がどこにあるかについては、世界中の多くの人々は勿論の事、日本人もまだはっきりと理解し得ていないのが現状だと思います。その「日本の秘密」を世界中の人々は知りたがっているのです。吾々日本人こそ、「日本民族」の一員として、その「日本の秘密」を明確に解き明かさねばならない、「義務」と「使命」があるのではないでしょうか。


2)山積する世界的問題の原因が『旧約聖書』的思想

 同時に、世界を見渡せば、「政治の崩壊、経済格差問題、国家経済の崩壊、通貨発行制度の問題、紛争の抜本的解決方法の模索、国連の信用失墜、中共の覇権主義の脅威、グローバル勢力による金融支配問題、EUの崩壊現象、移民問題、宗教問題」等々で、西欧諸国を中心として大混乱に陥っているのが現状です。特に西欧諸国において、多くの人々が信じる宗教は、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教の所謂、「アブラハムの宗教」であり、過去の歴史を紐解いても、宗教戦争、国家間の戦争の元になっているのは、「アブラハムの宗教」に原因を発していると言えます。この「アブラハムの宗教」の共通する経典は、『旧約聖書』です。彼らは、この『旧約聖書』を信じて生活し、自分達の民族の歴史を築き上げて来たのです。


3)人間・民族の信ずる「思想」「信仰」が運命を決定する

 その人、その民族が信ずる「思想」「信仰」は、その人自身の人生と、その民族の運命に、絶大なる影響力を与える事は、否定し難い事実です。「因果の法則」「原因結果の法則」によって拘束されているこの宇宙において、人間の「心の働き」が原動力(創造力・原因)となって、あらゆる社会の形態(結果)が造り上げられて行く事実を承認する時、人々の「思想」と「信仰」が如何に、人類の運命を左右するかは、容易に想像がつくと思います。つまり、人々が信ずる「思想」と「信仰」の如何によって、その人々の運命が大きく決定されると言えるでしょう。


4)「西欧文明」の過去の歴史を観察すれば「原因」が見えて来る

 「アブラハムの宗教」の思想が底辺に流れている、「西欧文明」の過去の歴史を観察すれば、その「西欧文明」の原点に息づく「アブラハムの宗教」(『旧約聖書』に対する信仰)の〝本質〟が見えて来ます。「宗教戦争」「宗教弾圧」「資本主義」「物質科学文明」「侵略戦争」「植民地政策」「奴隷政策」「マルクス主義、共産主義暴力革命」「グローバル勢力による金融・経済支配」等を見れば、西欧を中心とした歴史的悲劇の根底には、それらの悲劇を引き起こした「何らかの原因」が存在していると考えるべきです。その「何らかの原因」に当たるものが、「アブラハムの宗教」(『旧約聖書』に対する信仰)にあるのではないかと考えられます。


5)「アブラハムの宗教」は人類の思想の象徴である

(※注)この意図するところは、「アブラハムの宗教」(『旧約聖書』に対する信仰)だけが問題であるというのではなく、西欧民族が信ずる価値観、人生観、神観、宇宙観の一つの象徴に過ぎないと言えます。西欧民族だけでなく、人類の心中に潜む同波長の想念感情や思想信仰が〝本質的問題〟と言えるのです。「信仰」が組織的に「大宗教化」し、「文章化」されて多くの人々に浸透する時に、人類に及ぼす影響力は絶大となります。従って、象徴的意味と、影響力の大きさの意味を含めて、ここでは「アブラハムの宗教」(『旧約聖書』に対する信仰)に焦点を当てています。


6)西欧文明の悲劇の三つの心的原因 (1) 唯物主義 (2)二元論思想 (3)罪と罰の意識

 前述した「宗教戦争」「宗教弾圧」「資本主義」「物質科学文明」「侵略戦争」「植民地政策」「奴隷政策」「マルクス主義、共産主義暴力革命」「グローバル勢力による金融・経済支配」等の人類的悲劇が、如何なる心的要因で発生しているかを整理しますと、(1) 「共産主義・物質文明を象徴する〝唯物主義〟」、(2) 「支配・被支配の〝二元論思想〟」、(3) 「闘争、破壊、自虐行為の心的原因たる〝罪と罰の意識〟」の、三つの心的要因が「原因」となって、それらの悲劇が発生して来たものと考えられます。


7)『旧約聖書』から派生した「西欧文明の三つの心的原因」

 その三つの心的要因と考えられる、(1) 「共産主義・物質文明を象徴する〝唯物主義〟」、(2) 「支配・被支配の〝二元論思想〟」、(3) 「闘争、破壊、自虐行為の心的原因たる〝罪と罰の意識〟」は、実に『旧約聖書』の思想的原点とも言い得るのです。


8)(a) 「物質人間(唯物)思想」(b) 「支配・被支配の(二元論)思想」(c) 「原罪思想」が『旧約聖書』の思想的根幹

 『旧約聖書』の思想を極めて荒っぽく整理すると、次の如くに言い表す事ができると思います。『旧約聖書』「創世記」に書かれている思想の中で、《神が土の塵から人間を創った》という部分が存在します。その思想は、(a) 「人間は塵から創られた物質である」とする「唯物思想」であり、同時に、(b) 「人間は〝創造主〟から創られた〝被造物〟である」とするところの「支配・被支配(二元論)思想」をも含まれている事が分ります。さらに、《知恵の樹の実を食べた事によって〝エデンの園〟を追い出された》という、(c)「神との約束(契約)を人間が破った為に〝原罪〟が存在する」という、「原罪思想」に象徴されると言って良いと思います。この (a) 「物質人間(唯物)思想」と、(b) 「支配・被支配の(二元論)思想」と、(c) 「原罪思想」が、『旧約聖書』の思想的根幹であり、その思想を信ずる「アブラハムの宗教」(キリスト教、ユダヤ教、イスラム教)の人達の信念として、固く植えつけられているものと考えられます。


9)(a)「唯物思想」から生じた悲劇

 その思想を持つが故に、様々な「歴史的悲劇」が繰り返されて来たと考えられます。(a) の「人間は塵から創られた物質である」とする「唯物思想」からは、「物質科学文明」の発達による「過度の唯物文明」の歪みとなり、一方では唯物弁証法に基づく「マルクス主義」の誕生と、「共産主義暴力革命」による世界中の「民族国家の崩壊」と「文化伝統宗教の破壊」が繰り返されました。


10)(b) 「支配・被支配(二元論)思想」から生じた悲劇

 (b) の「人間は〝創造主〟から創られた〝被造物〟である」とするところの「支配・被支配(二元論)思想」から、「侵略主義」「侵略戦争」「植民地政策」「奴隷政策」、並びに「共産主義暴力革命」の原因たる、「〝資本家〟対〝労働者〟の対立思想」や「金融資本家による金融経済支配」、更には、様々な「差別問題」が生まれたものと考えられます。


11)(c) 「原罪思想」から生じた悲劇

 (c) の「神との約束(契約)を人間が破った為に〝原罪〟が存在する」という「原罪思想」からは、「〝労働〟を〝原罪の罰〟と考える」思想や、そこから発生したと考えられる「奴隷制度」にも大きな影響をもたらしています。さらに、人類が「原罪」を持っているという信仰は、「贖罪意識」をもたらす事になります。その意識は、「自己破壊願望」となって現れ、自らの運命を「自己破壊」の道へと、潜在意識が作り上げて行くことを、フロイトやカール・メニンジャー等の精神分析学者は教えています。つまり、「原罪思想」を持つ者は、無意識の内に「不幸」を引き寄せる事を意味しています。西欧の歴史が、悲惨且つ不幸な歴史を辿っている「原因」の重要な部分は、この「原罪思想」であると考えられるのです。


12)(1) 唯物主義 (2)二元論思想 (3)罪と罰の意識は、『旧約聖書』の思想から生じたと断定できる

 この様に、「西欧文明」の悲劇的歴史的事実として考えられる、(1) 「共産主義・物質文明を象徴する〝唯物主義〟」、(2) 「支配・被支配の〝二元論思想〟」、(3) 「闘争、破壊、自虐行為の心的原因たる〝罪と罰の意識〟」、これら三つの「心的要因」は、『旧約聖書』の思想と完全に一致します。すなわち、「西欧文明」の歴史的悲劇の「原因」は、『旧約聖書』の思想中に見出されるところの、(a) 「人間は塵から創られた物質である」とする「唯物思想」と、(b) 「人間は〝創造主〟から創られた〝被造物〟である」とするところの「支配・被支配(二元論)思想」と、(c)「神との約束(契約)を人間が破った為に〝原罪〟が存在する」という、三つの「思想」から派生したと断定して良いと思います。

          うらしま たろう

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